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第一回「研究成果に対する問題」


近年、大学や研究機関

での不正がマスコミで

も多く取り上げられる

よう になっています。

剽窃、盗用、捏造は、

アイディアも含みます。

日本は伝統的に大学に

おいては教授が部下の

アイディアや考え、更

には論文を自分の成果


としてしまうことも習慣的に行われてきました。そこで、研究成果の不

正行為について考えていきましょう。単純な剽窃、盗用もあれば、複雑

な不正行為や認識不足の問題もあります。

ある研究者が、発見発明開発の論文を作成します。または予測を文章に

します。しかし、その時の専門レベルではその検証が難しいこともあり

ます。元々新しい開発や発明発見はその時の常識を超えるものです。従

って、「検証」には時間が必要な事は明らかです。(この場合、研究成

果は想像や妄想は当然論外です。)

そこで、例を挙げて考えて見ましょう。

医者が患者を診察します。

医者は病気を予測し、確認のため患者を検査します。血液検査、レント

ゲン検査、CTやMRI・・・。

それによって、病名が確定し医者が治療を行っていくことになります。

この場合、医者が診断をしたのか、それとも検査室が診断をしたのかが

問題になります。

これを研究成果に当てはめてみましょう。医者は研究者に当てはまりま

す。後に検証した者が検査室に当たります。結局、論文を制作した研究

者の成果になるのか、数年後検査した者の成果になるのか、という問題

です。現実としてはあのノーベル賞においても検査室が評価されるケー

スが見られますね。この場合、ノーベル賞は検査室に与えられたことに

なります。勿論、検査室が何らかの治療法を開発した場合は、その発見

発明開発に対する評価にはなりますが、しかし、通常検査室は検査した

だけなのです。

                              続く


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