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創世記 18章 新改訳 (今回のテーマ ソドムとゴモラと日本)

16節以降に、アブラハムと主の問答があります。この18章の問答の結果は

続く19章にあっけなく出てきます。つまり、少数の正しい者が集団内に存在

しても、裁きを受ける結果になりました。





1 主はマムレの樫の木のそばで、アブラハムに現れた。彼は日の暑いころ、天幕の入口に

 座っていた。

2 彼が目を上げて見ると、三人の人が彼に向かって立っていた。彼は、見るなり、彼らを迎  えるために天幕の入口から走って行き、地にひれ伏して礼をした。

3 そして言った。「ご主人。お気に召すなら、どうか、あなたのしもべのところを素通りな  さらないでください。

4 少しばかりの水を持って来させますから、あなたがたの足を洗い、この木の下でお休みく  ださい。

5 私は少し食べ物を持ってまいります。それで元気を取り戻してください。それから、旅を  続けられるように。せっかく、あなたがたのしもべのところをお通りになるのですか  ら。」彼らは答えた。「あなたの言ったとおりにしてください。」

6 そこで、アブラハムは天幕のサラのところに急いで戻って、言った。「早く、三セアの上  等の小麦粉をこねて、パン菓子を作っておくれ。」

7 そしてアブラハムは牛のところに走って行き、柔らかくて、おいしそうな子牛を取り、若  い者に渡した。若い者は手早くそれを料理した。

8 それからアブラハムは、凝乳と牛乳と、それに、料理した子牛を持って来て、彼らの前に  供えた。彼は、木の下で彼らに給仕をしていた。こうして彼らは食べた。

9 彼らはアブラハムに尋ねた。「あなたの妻サラはどこにいますか。」それで、「天幕の中  にいます」と答えた。

10 するとひとりが言った。「わたしは来年の今ごろ、必ずあなたのところに戻って来ま   す。そのとき、あなたの妻サラには、男の子ができている。」サラはその人のうしろの   天幕の入口で、聞いていた。

11 アブラハムとサラは年を重ねて老人になっており、サラには普通の女にあることがすで に止まっていた。

12 それでサラは心の中で笑ってこう言った。「老いぼれてしまったこの私に、何の楽しみ があろう。それに主人も年寄りで。」

13 そこで、主がアブラハムに仰せられた。「サラはなぜ『私はほんとうに子を産めるだろ うか。こんなに年をとっているのに』と言って笑うのか。

14 主に不可能なことがあろうか。わたしは来年の今ごろ、定めた時に、あなたのところに 戻ってくる。そのとき、サラには男の子ができている。」

15 サラは「私は笑いませんでした」と言って打ち消した。恐ろしかったのである。しかし 主は仰せられた。「いや、確かにあなたは笑った。」

16 その人たちは、そこを立って、ソドムを見おろすほうへ上って行った。アブラハムも彼 らを見送るために、彼らといっしょに歩いていた。

17 主はこう考えられた。「わたしがしようとしていることを、アブラハムに隠しておくべ きだろうか。

18 アブラハムは必ず大いなる強い国民となり、地のすべて国々は、彼によって祝福され る。

19 わたしが彼を選び出したのは、彼がその子らと、彼の後の家族とに命じて主の道を守ら せ、正義と公正とを行わせるため、主が、アブラハムについて約束したことを、彼の上 に成就するためである。」

20 そこで主は仰せられた。「ソドムとゴモラの叫びは非常に大きく、また彼らの罪はきわ めて重い。

21 わたしは下って行って、わたしに届いた叫びどおりに、彼らが実際に行っているかどう かを見よう。わたしは知りたいのだ。」

22 その人たちはそこからソドムのほうへと進んで行った。アブラハムはまだ、主の前に立 っていた。

23 アブラハムは近づいて申し上げた。「あなたはほんとうに、正しい者を、悪い者といっ しょに滅ぼし尽くされるのですか。

24 もしや、その町の中に五十人の正しい者がいるかもしれません。ほんとうに滅ぼしてし まわれるのですか。その中にいる五十人の正しい者のために、その町をお赦しにはなら ないのですか。

25 正しい者を悪い者といっしょに殺し、そのため、正しい者と悪い者とがおなじようにな るというようなことを、あなたがなさるはずがありません。とてもありえないことで す。全世界をさばくお方は、公義を行うべきではありませんか。」

26 主は答えられた。「もしソドムで、わたしが五十人の正しい者を町の中に見つけたら、 その人たちのために、その町全部を赦そう。」

27 アブラハムは答えて言った。「私はちりや灰にすぎませんが、あえて主に申し上げるの をお許しください。

28 もしも、五十人の正しい者に五人不足しているかもしれません。その五人のために、あ なたは町の全部を滅ぼされるのでしょうか。」主は仰せられた。「滅ぼすまい。もしそ こにわたしが四十五人を見つけたら。」

29 そこで、再び尋ねて申し上げた。「もし、そこに四十人見つかるかもしれません。」す ると仰せられた。「滅ぼすまい。その四十人のために。」

30 また彼は言った。「主よ。どうかお怒りにならないで、私に言わせてください。もしや そこに三十人見つかるかもしれません。」主は仰せられた。「滅ぼすまい。もしそこに わたしが三十人を見つけたら。」

31 彼は言った。「私があえて、主に申し上げるのをお許しください。もしやそこに二十人 見つかるかもしれません。」すると仰せられた。「滅ぼすまい。その二十人のため に。」

32 彼はまた言った。「主よ。どうかお怒りにならないで、今一度だけ私に言わせてくださ い。もしやそこに十人見つかるかもしれません。」すると主は仰せられた。「滅ぼすま い。その十人のために。」

33 主はアブラハムと語り終えられると、去って行かれた。アブラハムは自分の家へ帰って 行った。





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